【開催記録】熊本都市交通ゼミ 加藤博和先生編 ~できることは沢山ある! 熊本の公共交通改革~

開催概要

深刻さを増す熊本都市圏の交通渋滞の解消に向けて、熊本県は渋滞解消推進本部を立ち上げると共に、県知事と熊本市長のトップ会談にて「車1割削減、公共共通2倍、渋滞半減」を県市共通の目標として掲げました。その実現に向けては県・熊本市だけではなく、熊本都市圏の各市町村の交通政策との連携、交通事業者との協力が不可欠です。

これまでの地域公共交通政策は、運転手不足と財政制約の中で、コミュニティバス・乗合タクシーなどの生活交通やIT策が中心でした。交通渋滞の解消に向けては、自動車の利用削減に寄与するような公共交通の抜本的なグレードアップが必要となってきます。

そこで本勉強会では、地域公共交通政策の第一人者であり、各地域の交通計画や国の制度設計に幅広く関与している名古屋大学の加藤博和教授をお招きし、熊本都市圏における地域公共交通のあり方について、それぞれの立場でできることを学びます。

  • 日時      令和6年(2024年)8月28日(水) 10:00-12:00
  • 場所      熊本県庁(行政棟新館2階 職員研修室)・オンライン(Zoom)
  • 主催      熊本県(交通政策課)
  • 共催      Beyond 5G研究チーム(代表:東京大学 伊藤昌毅 准教授)

資料

趣旨説明・地域公共交通と都市交通
トラフィックブレイン 代表取締役 太田恒平

みんなで一致団結! 官民連携で、利用者2 倍へ ~ 共同経営推進室を中心とした官民連携の取組~
九州産交バス 共同経営推進室 今釜卓哉

都市を持続可能とする公共交通ネットワークを後世に残すために ~今が変われるラストチャンス~
名古屋大学大学院環境学研究科教授 加藤博和