運賃適正化に言及
岡山の路線バスで常に話題になるのは値下げ競争です。
- 両備バスが400円で走らせている西大寺線に八晃運輸が250円で参入してきたことに両備グループが反発して廃止届を提出
- 岡電バスが140円で走らせている岡山駅~後楽園に参入した宇野バスの後楽園バスが100円に値下げ
といった事案は記憶に新しいことです。
そんな中、次の3点が現状課題として明示されたことは大きいことに思います。
- 同じ区間でも事業者間で運賃が異なる
- 距離が同じでも区間で運賃が異なる
- 他の政令市と比較して安い
解決の方向性としてゾーン制運賃が示されています。
赤字路線を縮小しつつ都市部の路線を中心に「日本最低運賃」で走らせることを誇りにしている宇野バスや、事業者内で黒字路線から赤字路線への過度な補填を否定する八晃運輸がいる岡山市において、どのように合意形成を進められるか、見物です。