ご参加ありがとうございました!
2024年7月19日に開催しました、「第2回 熊本の交通を語る会」にご参加くださり、ありがとうございました。2日前からの告知で、飲み会も盛んな金曜夕方にもかかわらず、熊本会場に9名、オンラインで45名の方にエントリーしていただきました。Zoomのチャットでは活発な質疑も寄せられました。
引き続き「車1割削減、渋滞半減、公共交通2倍」の実現に向けて、みなさまと議論、協力していければと考えておりますので、どうぞよろしくお願いします。
資料
動画
Zoomチャット質問
開催概要
熊本県知事・市長のトップ会談翌日に緊急開催!
気になる話題、熊本の渋滞解消に向けてできることを考えよう!
熊本都市圏では、「政令市ワースト」とも言われるほど渋滞が社会問題化し、TSMCの進出で開発が盛り上がる一方で、交通問題への不安は高まってきています。
また熊本市電では、相次ぐインシデント、運転手不足による減便、混雑による積み残しなどの問題が重なり、市長は「危機的状況」と述べています。市電とバスの全国交通系ICカードからの離脱・クレジットタッチ決済への移行にも、不安の声が挙がっています。
その一方で、熊本県では木村新知事のもと「渋滞解消推進本部」が立ち上がり、「車1割削減、渋滞半減、公共交通2倍」が県のスローガンとしても掲げられるようになりました。本会の前日7/18には知事・市長のトップ会談にて、「腹を割って」「膝を交えて、胸襟を開いて」話し合うことが両首長から示されています。
今年2月の第1回に続く本勉強会では、主催者らの研究プロジェクト「熊本都市交通リノベーション」から「車1割削減、渋滞半減、公共交通2倍」の提案し、市電、運賃、県政・市政など最近の話題について理解を深めつつ、ディスカッションを通じて参加者のみなさんと熊本の交通問題の解決策を考えます。
概要
- 日時:2024年7月19日(金) 18:30-20:30
- 熊本会場:熊本市民会館 第2会議室(アクセス案内・桜町バスターミナル/花畑町電停そば)
- オンライン:Zoom(Peatix登録時に表示)
- 参加費:無料
- 主催:太田恒平(トラフィックブレイン)
- 問い合わせ先(Peatixでの申込みがよくわからない方はご連絡ください)
DM:X(旧Twitter)@kohei_ota, Facebook@kohei.otaaa
メール:b5g-kuma-info@t-brain.jp - 懇親会を終了後に開催予定です。
プログラム
【話題提供 60分】
熊本都市圏「車1割削減、渋滞半減、公共交通2倍」をめざして
~どうした市電!? どうなる運賃!? どうなるトップ会談!?~
太田恒平(トラフィックブレイン)
交通データエンジニア・交通コンサルタント。「車1割削減・渋滞半減・公共交通2倍」をめざした研究プロジェクト「熊本都市交通リノベーション」を東京大学と実施中。熊本と東京の2拠点生活をしながら、バスの遅延改善ダイヤ改正・セミコンバス実証運行・信号改善などのデータ分析、デジタルサイネージ・Myバス時刻表などの情報提供システム開発に取り組んでいる。東京大学修士卒、ナビタイムジャパンにて経路探索開発と交通コンサルティング事業創設の後、2017年に起業。
【質疑・ディスカッション 60分】
コメンテーター:斉場俊之(さいばーとれいん)
ライブ配信ディレクター。RKKラジオ「江上浩子のニュース 515+」コメンテーター。2010年頃より熊本都市圏の交通問題に取り組み、熊本市公共交通協議会委員、合志市史地域公共交通協議会委員を務める。
関連資料・イベント
2024/07/10 熊本県議会・熊本市議会 都市交通勉強会
2024/02/09 第1回勉強会:データを肴に熊本の交通を考える会 ~「車1割削減、渋滞半減、公共交通2倍」をめざし世界に学ぼう~
研究プロジェクト「熊本都市交通リノベーション」とは
国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)の「Beyond 5G研究開発促進事業」に採択された研究課題「行動変容と交通インフラの動的制御によるスマートな都市交通基盤技術の研究」(代表:東京大学 伊藤昌毅 准教授)の一環として2021年度から取り組んでいる、熊本都市圏における交通問題解決に向けた研究プロジェクトです。
「車1割削減、渋滞半減、公共交通2倍」をめざして、バス共同経営推進室や行政と連携しつつ、情報提供、交通計画、交通投資などについてデータ・ITを活用した研究に取り組んでいます。