九州産交グループ・ヤフー・熊本市・熊本大学と連携し
バスターミナル併設商業施設「SAKURA MACHI Kumamoto」オープンと
無料化による公共交通利用促進・地域活性化をビッグデータで検証
株式会社トラフィックブレインは、九州産業グループが熊本中心市街地にて建設中のバスターミナル併設商業施設「SAKURA MACHI Kumamoto」のグランドオープンの2019年9月14日に行われる「熊本県内バス・電車無料の日」の効果をビッグデータで分析し、今後のサービス改善を目指すべく結成された任意組織『SAKURA MACHI DATA Project（サクラマチ・データ・プロジェクト）』に参画します。
「熊本県内バス・電車無料の日」について
九州産交グループ（九州産交ホールディングス株式会社(熊本市中央区辛島町5番1号 代表取締役社長：矢田 素史)）が発起した 「熊本県内バス・電車無料の日」は、県下全域を対象にし、施設の発着を問わず、複数間の公共交通機関が連携するという規模においては、国内で例のない取り組みです。当取組は、10万人と見込まれる商業施設オープン初日の周辺地域の渋滞緩和や、県内各地への移動活発化を目的に行われます。
「SAKURA MACHI DATA Project」について
当プロジェクトは、ヤフー株式会社（千代田区紀尾井町1番3号、代表取締役社長：川邊 健太郎 ）が発表した「データフォレスト構想」の実証実験として、当社、および熊本市（交通政策課、都市整備景観課）、熊本大学（大学院先端科学研究部 溝上 章志 教授）のサポートにより行われる産学官連携の取組です。公共交通利用の促進、中心市街地の「賑わい」創出、県内の移動活発化などの視点で、人流・乗換検索・検索ワード（興味関心）などのデータを用いて、産官学のそれぞれの知見を融合させ検証していく計画です。
当社は、バス・人流・乗換検索の各データ分析に関するノウハウを活かし、企画支援および分析支援を行います。
今後のスケジュール（予定）
- 9月14日 SAKURA MACHI Kumamoto開業、「県内バス・電車無料の日」実施
- 10月初旬頃 分析速報発表
- 10月後半頃 分析詳細発表