自動ダイヤ改正支援システム「Dia Brain」

「Dia Brain」は、バスロケシステムにより蓄積した運行データを基に、全路線の遅延時間や遅延箇所など運行の見える化に加えて、早発(所定時刻よりも早く出発すること)を防ぎつつ遅れの少ないダイヤをAIにより自動で生成します。

ダイヤを自動生成するAIは、走行時間のばらつきや時間調整可能なバス停の考慮、異常値の除去などを行いながら、途中の通過時刻を決定していきます。これにより、ベテランの担当者であっても難しかった、実態に即したダイヤへの修正が可能となりました。このようにバスロケの運行データを用いて遅延の少ないダイヤを自動生成するシステムは日本初の事例です(当社調べ)。

本システム導入により時間帯ごとの一般的な所要時間差をあらかじめダイヤに反映することで、お客様の待ち時間や不安感を減らし、路線バスの利便性・信頼性を高めることを目的としております。

2018年に導入した両備バスにて遅延削減効果を測定したところ、最大遅延時間(当該バスのダイヤ上の発時刻と実際の発時刻との差[分単位]の全通過停留所における最大値)の中央値が10.3分から5.6分に半減していました。

技術情報

バスロケデータを基にした路線バスの遅延対策ダイヤ改正
~両備グループにおけるオープンイノベーションの実践~

  • 表先:第57回土木計画学研究発表会
  • 発表日:2018/06/10
  •  著者
    • (株)トラフィックブレイン  太田 恒平
    • 両備ホールディングス (株)   森 慶太、平本 清志
    • (株)リオス  前川 雄祐
    • 東京大学  伊藤 昌毅
  • 概要
    • バスロケデータを用いて、早発を防ぎつつ遅延が少ないダイヤを自動生成し、両備グループのダイヤ改正に適用、評価しました。
  • 資料:スライド 本文

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